こんにちはPaolaです。
今日は魔法のベアの制作風景をご紹介いたします。
このジャーマンモヘアを使ったテディベアは
どのように制作されているのでしょうか😃
Paolaではジャーマンモヘアを使った本格的なテディベアを制作しております。
このマークが目印です。
「魔法のテディベア」のデザインはテディベア作家によるオリジナルです。
型紙から作家自らがデザインし、微妙な調整を行います。
この型紙こそがベアの出来栄えを決めていきます。
モヘアに型紙を転写していきます。
この時点でモヘアの毛並みの流れを考えながら
型紙の位置を決めていきます。
この時点でフワフワのテディや毛並みの揃ったテディなどの
全体的な雰囲気も決まってしまいます。
型紙からモヘアにカットラインを転写してモヘアをカットしていきます。
この時にモヘアの毛並みの方向も
デザイナーは出来上がりのベアをイメージしながらカットしていきます。
テディベア作家がひと針 ひと針 丁寧に二本どりで縫製していきます。
縫製はモヘアを裏返して行います。
写真は胴体部分を縫製しております。
写真にあるように「裏側に製造番号を書き込む」事で、
将来 お客様から修理依頼があった時に ベアの履歴が追え、
モヘアの種類や型紙の番号が明確になり、
しっかりと修理が行える体制を取っております。
魔法のテディベアには 全てブランドタグがついております。
このタグにはそれぞれのベアのシリアル番号がついており、
当店のオリジナルである証と修理などの際に履歴がわかるようになっております。
身体(ボディ)が完成しました。
お尻部分についているタグが見えています。
頭部の縫製が一番、テディベア作家が気を使う部分です。
この縫製具合により、テディベアの顔の雰囲気がおおよそ決まってしまします。
おおよそというのは、縫製後に行う「綿づめ」の綿の入れ方によっても顔の雰囲気が大きく左右されます。
頭の縫製が完成しました。
この頭部の部分だけでも、なんと約180針も塗っております。
写真は腕のパーツの縫製が完成したところです。
腕の部分はモヘアで、手のひらの部分が、ミニチュアファブリックという素材で制作されています。
この素材も非常に肌触りの良い本格テディベアにふさわしい素材です。
腕のパーツの完成です。
縫い目の毛を外に出すなどの細かい作業をこのタイミングでやっておきます。
脚の部分を裏から縫い終わった状態です。
腕や胴体と同様に内側に縫いこんでしまっているモヘアの毛先を針などを使って丁寧に掻き出します。
テディベアは座った状態で置かれることが多く
足の裏側のファブリックが目立つところに来るので、
足裏の形状には特に気をつけて制作します。
次回はいよいよ 各パーツをつなげていきます😃🐻
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