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執筆者の写真ママのエンジェルフラワー

そのプリンセス 強靭なり 【プリンセス カイウラニ】

アロハ🤙  Paola です🌈 


以前 ワイキキのプリンセス カイウラニ ホテルに

訪れた際に撮った写真です。



ヴィクトリア・カイウラニ王女


綺麗な方です⭐️


肖像画を眺めていて

興味が出てきたので プリセスのことを 少しですが調べてみました。


19世紀末、

王女カイウラニは白人反王制派が反乱を起こしたために、

父親とともにイギリスに渡ります。


そこでイギリスで教育を受けることになったカイウラニでしたが、周囲の露骨な差別を受けるも、それに毅然と立ち向かいます。


やがてカイウラニは、

イギリスの友人であるアリスのお兄さんクライヴと愛し合うようになります。


しかし、ハワイ王国の国王カラカウアが亡くなり、

その妹である伯母リリウオカラニが女王となると、

カイウラニ王女は次期王位継承者に指名されます。


そのころハワイ王国は白人共和派によるクーデターで大変なことに。

リリウオカラニ女王は軟禁されてしいます。


また、悲劇的なのはここからで、

クーデターにより設立された革命政府に反発したとされる先住民らが

革命政府を支援したアメリカ軍によって虐殺されます。


これを知り、虐殺を阻止すべくカイウラニ王女は渡米します。

「野蛮な国の王女が嘆願に来る」と嘲笑し揶揄するアメリカ。


しかし、彼女がニューヨークで行なったスピーチは、

イギリス仕込みの気品と教養に溢れ、

その美貌とともにアメリカ人の心に痛烈に刺さります。


※ここまで書いて、すでに もう泣きそうです😭


このスピーチをきっかけに、

カイウラニ王女は当時のクリーブランド合衆国大統領の翻意に成功します。


しかし、

カイウラニ王女の努力も実らず、ハワイはアメリカに併合されてしまいます。


その後 ハワイで行われた

カイウラニ王女が主催する祝宴で

カイウラニ王女はアメリカから派遣された長官らに対し、

ハワイ先住民への選挙権を認めるように要請します。


こうして ハワイの先住民にも

アメリカ市民権とともに選挙権が与えられることが決まりました。


これは大きいですよね!

ハワイの政治がアメリカ人だけの意向で決まらなくなることを意味します!


しかし 残念ながら

こうしてハワイ王国はなくなってしまします。


そして、ハワイがアメリカに併合されてから僅か1年後の1899年。


カイウラニ王女は23歳でこの世を去ってしまいます。(;_;)



1993年11月23日に行われた ハワイ王朝転覆100周年記念式典にて。 アメリカ大統領ビル・クリントンは アメリカがハワイ王朝の転覆させたことを公式に認め、 ハワイの先住民や、その王国の国民だった人たちに正式に謝罪しました。




カイウラニ王女は日本の皇族とも交流があったそうで

もし ハワイ王国が存続していたら

もし、カイウラニ王女が女王になって政治をされていたら

そして日本とも交流が続いていたら・・・・


その後の歴史が大きく変わったかもしれませんね。


ワイキキにある ホテル シェラトン プリンセス カイウラニは

カイウラニ王女が幼少期を過ごした領地の跡地に建設されたそうです。


ホテル内には王女の肖像画が飾られていますので、

訪れた方は カイウラニ王女のこと ここに実在したハワイ王国のことに 

思いをはせてみてはいかがでしょうか。




マハロ🌈


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